相沢かずさです。
この記事に辿りついたあなたは、今、育休中で生活が苦しくないでしょうか。
すっごくよくわかります。
なぜなら私も初めての育休中(特に復帰間近)は貯金がみるみる減って
毎日、見ても増えない預金通帳を眺めてはよくない将来を想像する日々でした。
でも、今2回目の育休を取っていますが、前回より収入が減っているにも関わらず、余裕をもって生活をしています。
それは、1回目の育休で反省をして家計の見直しをまるっと行ったから。
- 毎日家計簿をつけて。
- 家計項目別に予算を袋にわけて。
- お化粧品や服はぜいたく品。なるべく買わない。
そんな節約生活をすればあなたも1年で100万円貯まる!
なわけありません。
節約雑誌をみながら、やってみたこともありますが全然続きません。
よく銀行員だからお金に細かいの?と聞かれますが
私、恐ろしいほど大雑把だし、飽きっぽい。
それに、日本人女性にありがちな「私が頑張れば、私ががんばらなきゃ」と無理をして
最終的に大爆発!
やけ買い!ってことも多かったです。
このブログではそんな私でもできた、やってよかった節約、ダメだった節約を発信していきます。
ただ、仕事上とったFPの資格があるので「知っていればもらえるお金」系にはとても強いです。
この情報が育休中、生活が苦しい人に少しでも役に立てばうれしいです。
↓こんな感じで家計を改善しました↓
↓足りない時は稼ごう↓
目次
私について
都内在住アラフォー。
6歳と0歳の男の子ママ
損保会社3年 銀行に15年勤務。
もともと私はかなりのケチンボ。
親が私の収入をあてにして、親のマンションを買わされそうになって逃げきった経験から、自分の収入源は絶対手放さない。
貯金は毎月〇万円以上と決め、しっかり貯めていました。
ところが結婚し、頭が一気にお花畑状態!
月に1度は東京カレンダーに載っていそうな御店にいったり
やたらと凝った手料理のために、使いもしない香辛料を求めて高級スーパーに行ってみたり。
浮かれた状態のまま、半年後に長男を懐妊。
やたらと割高な無添加食材に走るなど、人生初の散財モードになっていました。
育休中に生活が苦しくなった理由。初めての育休で貯金残高が13万円に
育休中に生活が苦しくなったのはマンションの頭金(500万円)をはらったことと
「人生はじめての長期休暇」に浮かれていたから。
コツコツ貯めていた貯金が、たった1年半で600万円も減ってしまいました。
復帰間近には貯金残高はたった13万円。
お金がないので、ひたすら公園か自宅にいる日々。
「もうすぐ復帰するから、いまのうちに遊ぼう!」というママ友を横目に
自宅で録画した「お母さんといっしょ」を子供と繰り返し見る生活をしていました。
よしおおにいさん、あの時はありがとう。
育休中に生活が苦しくなった理由②復帰しても…
貯金がギリギリになった状態で社会復帰。
よし!稼ぐぞ!
意気込んだのもつかの間、残業ができない私は
「新人並みの給料」
「仕事の評価は最低」
詳しくはこちら→私がお金にこだわる理由③
給料はさがっているのに、
- 保育園費
- 仕事で疲れたのでついつい外食
- 子ども用の着替え
- 勤務先がオフィス街なのでランチも割高
- 通勤服の買い替え
支出は増える一方。
仕事のストレスとお金がないストレスで、子供にいっつもイライラ。
怒らなくてもいいことでギャンギャン怒っていました。
あるとき子供が朝、起きるなり
「ママ、きょうは怒ってない?」と言ってきたんです。
仕事のストレスやお金の不安のしわ寄せが子供に行っている。
そこで、真剣にクレジットカードの明細を分析。
まずは、毎月9000円もかかっている携帯代を格安スマホにしてみました。
これが効果テキメンで、3か月後のクレジットカードの明細がいつもよりも1万円近く下がっていたのです。
ここで再び節約の快感に目が覚めました。
①仕事の帰りにスーパーに行っては、子供にお菓子を買っていたのを止める。
保育園に預けることに後ろめたさがあったんですよね。
その不安解消にお菓子を買っていたんです。
毎日100円が積もり積もっていたんですよね。
②週末は公園で過ごす
毎週末、ショッピングモールに電車に乗って行って、散財していたのを止めてみました。
近所の公園で子供を外遊びさせると、保育園のお友達もいるので子供も楽しそうでした。
地味に交通費が高かった。
③お付き合いで入っていた保険の見直し
前職が保険会社だったため、お付き合いで割高な保険に加入していました。(新人だったので断れない)
保険の見直しをして、毎月1万円から2000円にまで下げることに成功。
ついでにお米ももらえました。
保険自体は次男の妊娠中に切迫早産で入院したときに大変助かりました。
第2子を希望している方は医療保険に入っておいて損はないですよ。
家計を見直してちょっとづつお金が貯まる仕組みができ始めました。
長男も体調不良で休むことも少なくなり、ちょっとづつ仕事も任されはじめ
心に余裕もデキて仕事もまたこれからできそう。
ギッスギスにギッスギスしていた夫とも楽しく話せるようになってきました。
まさかの次男妊娠。不安しかない
仕事もちょっとづつ楽しくなってきて、これから挽回するぞ!という時に
次男の妊娠が発覚。
正直「まさか‥どうしよう」でした。
兎も角、夫に前回の育休中に私の貯金が底をつきそうだったことを相談するため、
家計簿アプリを見直しました。
夫の貯金は子どもが生まれてからも順調に増え、1年で500万も貯めている年もあるのに私の貯金はその1/10。
新婚時代に家計負担を決めたときから見直しをしていないのが原因でした。
- 夫は家賃と水道光熱費
- 私が食費と雑費
子どもが生まれて私の給料がへって、食費と雑費(オムツとかミルク、子どもの服)の支出が増え、バランスが悪くなっていました。
まあ、一時的なものだし
私も働くし、と我慢していましたが、
また我慢をして子供にしわ寄せがいくのは絶対ダメだ!
子どものためにも主張する!
旦那に生活費の負担を見直してほしいと要求すると
「今でも俺の負担が大きいのに?」とブツブツ。
いつもだったら「まあ私が我慢すれば丸く収まるから」と引いていましたが
子どもにしわ寄せがいくのだけはなんとしても避けたい。
- 育児と家事の分担割合をマトリックスで見える化。
- 子どもが生まれてから増えた雑費をクレジットカードの明細から拾い出してトータル金額を提示。
- 夫の貯金残高がいかに増え、私の給料と貯金残高がいかに減ったか。
東進ハイスクール講師ばりの情熱でプレゼン。
私の出した数字云々よりも、気迫に気おされた様子で家計の分担割合を見直してくれました。
その後、私が切迫早産で入院し、旦那が3か月半ワンオペ家事育児をしたことにより
旦那の家事スキルが上がり「見えない家事」もやってくれるようになりました。
次男育休中に働き方改革
家計負担については旦那の協力もあり、なんとかなりそうです。
次は仕事のストレスです。
母だろうが、なんだろうが仕事のやりがいや評価は欲しい。
私はヤリガイが欲しい人なんです。
働き方改革が叫ばれている昨今、定時でもママでもウェルカムな企業って増えているだろ。と育休中に転職活動をしました。
結果はビックリするくらいママに転職は厳しい。
しょんぼりしていましたが、テレビで一度見たことがある「在宅ワーク」に登録してみました。
これが私には大ヒット!
1文字1円程度のライターから始めたのですが、元々文章を書くのが好きな私。
恋愛系サイトのライターをやってみたらこれが楽しい!
育児の片手間にやっていたのですが
他のライター仕事とも合わせて毎月3万円程度もらえるようになりました。
自分でやってみた記事に「いいね」がついていたり、コメントが書いてあると
銀行事務職にはない「やりがい」があります。
さらに、毎月3万円あると、買い物の選択肢が変わりますね。
今までは値段最優先で商品を選んでいましたが、今は予算の範囲が広がり
「自分がほしいと思えるデザイン、質」を選択できるようになりました。
たった3万円でも、人生の幸福度って絶対上がります。
育休中の生活費改善で学んだこと:節約を止めたらお金も増える
旦那とのやりとりもあり、妊娠しているのに仕事で無理をして切迫入院したこともあり
私はお金以外にも育児や仕事で「私が我慢すれば丸く収まる」思考を止めてみました。
- 一汁三菜を止める
- ワンオペ育児が辛くなったら一人時間を作る
- 絵本を1日〇冊読む、とかのノルマを止める
我慢を止めるとストレス発散の無駄買いがなくなるんですよね。
節約をやめたのに、不思議と以前よりお金を使わなくなりました。
旦那も何も言わないけれど不満がダダ洩れな嫁といるよりも
旦那にやってほしいことをド直球で投げてくる方が精神的にラクみたいです。
長男の育休明けから、本気になって節約してみて本当によかった。
これからも色々と節約や、ママでもできる稼ぎ方にチャレンジを報告していきますね。
もし、私の失敗や嬉しい話が誰かの役に立てれば望外の喜びです。