こんにちは
”50歳までに1億円ためる銀行員ワーママ”相沢一紗です。
私はお金である程度の幸せは買えると思っています。
趣味は投資で職業は銀行員、年中お金の話をしている私がなぜ
「自分で稼ぎたい、でも投資だけでもだめ、仕事だけでもだめ」と考えるに至ったかをお話します。
暗い話もありますが、投資と社会人経験の失敗談満載ですので
「こんなポンコツもいるんだ」と皆様の自信回復につながれば嬉しいです。
今回は「自分でお金を稼ぎたい」編です。
殴られる母親
私は典型的な昭和の家庭に生まれ育ちました。
朝から晩まで仕事の父
専業主婦の母
上に兄と弟がいる5人家族でした。
父は日頃はおとなしく真面目な人でしたが、ある時期から仕事が思わしくなくなり
ひとたびお酒を飲むと「酒乱」と言ってもいいほど暴れだしました。
家族に因縁をつけては殴りかかったり、物を投げたり、包丁を振り回したり。
メインターゲットは専業主婦の母で
「朝の起こし方が悪いから遅刻した」
「口の利き方がなってない」
と何かにつけては殴ったり、髪を掴んで振り回されたり。
そんな母を見かねて
「家を出よう私もアルバイトをするから。私も暴力におびえる生活はいやだよ」
と提案したのですが、毎回
「お母さんは働きたくない。離婚はしない」
と断られていました。
父から子どもが暴力を振るわれていても見て見ぬふり
自分が暴力を受けた時は声高に泣く母を見て
「自分で稼がないと、暴力を振るわれても逃げることすらできない」
「私は絶対経済的に自立する」
そう決意しました。
大学にいけないかもしれない
父の暴力を受ける母のストレスのはけ口は「私」
母は兄や弟には力ではかなわないので、私一人が殴られたり、モノを投げつけられたりしていました。
機嫌が悪い母に口答えしたらベルトのバックルで頭を殴られ、血を流しながら学校へ行ったり、突然、服や靴を全部捨てられたり。
↓こんな感じなのが登校してきたので学校、ざわつくw
「こんな生活は嫌だ」
「地方の大学に入って一人暮らしをする」
そう決意し、某地方大学の薬学部を目指していました。
模試も合格点圏内に入り、両親に進路を報告したところ
「女の子なんだから一人暮らしはだめ」
「実家から通える国立大学ならいい」
実家を出る夢はかないませんでしたが、大学に行かないと特に資格のない私に就職する口はないとはわかっていました。
仕方なく実家から大学に通う選択肢を受け入れました。
「自分でお金を稼がないと
理不尽な目にあっても
そこから逃れられない」
恐怖!親子ローンからの逃亡
社会人になって5年目のある日突然、母から
「あんた、貯金いくらあるの?1,000万?2,000万?」
20代会社員に2,000万もあるわけないじゃないかと思いつつ、この怪しい質問に真面目に答えてはいけないと判断し、適当に流しました。
3日ほどして
「あなたと私たち(父母)と住むマンション決めてきたから。
あなたは頭金1000万でいいから。
ローンはお父さんとあなたで組みなさい。
来週水曜日に銀行にローン契約しにいくから源泉徴収用意して。
休み?有給とればいいじゃない。」
突然、家族で住むマンションのローンを
私も半分負担して買うことに決めてきたのです。
今まで親の言うことになるべく従ってきたけれど
さすがに親と一緒に住むマンションを30年ローンで組んではだめだ・・。
即座に断りました。
次の瞬間、母は家中のものをひっくり返し、泣きわめき
「女の子なんだから親の面倒見るの当たり前でしょ!親不孝者!私たちを捨てる気!?」
「女のコだから」というより兄は派遣社員、弟はフリーター。
唯一大企業の正社員である私に
父母は金銭的に頼ろうと勝手に決めているようでした。
このまま家にいては搾取される。
その場で、キャリートランクに服と貴重品を詰められるだけ詰めて
タクシーを呼んで会社近くのホテルにチェックイン。
「自分の稼ぎがあってよかったー」
ビジネスホテルの一室でコンビニご飯をたべながら
しみじみと「経済的自立」のすばらしさを噛み締めました。
イザとなればすぐに逃げられる
「経済的自立」の大事さを身に染みて感じたのでした。
まとめ
両親はちょっとエキセントリックですが、この環境があったからこそ
「経済的自立」にこだわる性格になったので
結果としてはよかったかもしれません。
次は「投資だけではだめ(投資で浮かれて仕事をなめくさった日々)編」です。