NISAやった方がいいのはわかるけれど何からやればいいのかわからない人向けに
コレをやれば99点取れる投資法をまとめました✨
目次
投資する目的
年金受給時の足しになるような資産運用をすることを目的にします。
結論
- 新 NISA でつみたての設定をします。
- 余裕があれば確定拠出年金 (iDeCo または 企業型 DC)を始めます。
- さらに余裕がある方は、特定口座でつみたての設定をします。
お得度はiDeCoの方が得なのですが原則60歳まで解約できないので最初はNISAがいいよ。
やること具体例
①ネット証券に口座開設
②eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を買う
③積立(毎月2~4万位)
④20年以上買って放置する
⑤老後解約する時は毎年4%づつ崩す
ネット証券がいい理由
銀行や対面型証券会社は以下の理由で避けた方がいいです。
- 手数料が高い商品が多い(人件費)
- 商品数が少ない
- 平日の昼間に連絡しないといけない
ネット証券は楽天証券かSBI証券がおすすめです。
ポイントが貯まりやすいのはSBI証券なのですが
「買わす気あんのか?」って思うくらい使いにくいので楽天証券がお勧めです。
eMAXIS Slim 全世界株式がいい理由
理由は以下です
- コスト(信託報酬)の安い
- 時価総額加重平均を採用した全世界株式のインデックスファンド
- 設定から3年以上たっている
信託報酬が安いメリット
信託報酬は投資信託を運用してもらう手数料です。
ただひたすら銀行や証券会社に支払う「中抜き」手数料。
高いからと言って運用が有利になることはありません。
同じ100万円を投資しても信託報酬が低い方が中抜きが少ない分、運用成績も高くなります。
また、他にも「購入時手数料」「信託財産留保額」などもありますが、今の投資信託はこの2つの手数料はほぼ0円です。
「購入時手数料」「信託財産留保額」を取る投資信託を選ばないでね。
全世界株式のインデックスファンド
私がお勧めするインデックスファンドは「会社の時価総額の多い順に株を買う」ものです。
インデックスファンドの逆は「アクティブファンド」と呼ばれます。
高額な機械を使い、有料のデータを使い、高給取りなファンドマネージャーが運用するため手数料が高いです。
しかし、過去のデータを見るとインデックスファンドに勝てるアクティブファンドは非常に少ないのが現実です。なのでインデックスファンドがお勧め。
東証マネ部より引用
↓投資信託ってなに?インデックスってなに?って人はこちら↓
設定してから3年以上たっている投資信託
信託報酬が安い投資信託を選ぶのが鉄則なのですが、一見安く見える信託報酬の投資信託も実際は「隠れコスト」でこっそり手数料を取っている投資信託も多いです。
目安の信託報酬は「交付目論見書」に書いてあります。↓こんなの↓
ただ実際にかかったコストは「運用報告書」というものの「一万口当たりの費用明細」
合計欄でしかわかりません。
↓上記投資信託の実際にかかったコスト↓
しかも「運用報告書」が出ても1期目は割高に出たり
たくさん売れたら信託報酬上げる、とか、5年目以降信託報酬上げるとか
こちらでは見抜けない信託報酬の取り方することがあるので
「信頼と実績のeMAXIS Slim」をお勧めします。
eMAXIS Slimは他社が手数料を下げると追随して手数料を下げるムネアツな投資信託であるのと、元々圧倒的に手数料が安いので、これで十分です。
一括か積立か
チャートでまとめるとこんな感じです。
シミュレーションすると一括の方が利益が出やすいと言われていますが
暴落の時に心が持たない人、暴落こそ買いたい人は積立がいいかもです。
毎月いくらつみたてる?
平均的な給料の人で月2万円位で◎
65歳で2,000万あれば夫婦で日常生活はできます
シミュレーション結果(あくまでシミュレーションなのでご参考までに)
※想定利回り5%は全世界株式の平均です
ただ、ここは年収、不動産の有無、生活水準によって異なるので一度FPにしっかりつみたて金額を出してもらいましょう。
節約から投資まで相談できるFPサロンはここ→マネーキャリア
20年以上放置する理由
金融庁データなのですが国内外の株や債券に投資した場合20年以上保有していると
マイナスになる可能性は低いそうです。
また、長期運用していると、金利が金利を呼んで加速度的に資産が増えやすいです。
65歳になったら4%を崩す理由
アメリカの大学が毎年、資産運用額の4%未満を生活費として切り崩していれば、30年以上が経過しても資産が尽きる確率は非常に低いという論文を発表したことに基づきます。
米国株式に投資して、アメリカのインフレ率で計算しているので為替等考えると日本人は3%で崩すべきではないかと思われます。
以下の条件でシミュレーションすると資産は100歳過ぎても増えることに。
株だけでいいの?
株だけでいいの?って
気になる方は「ウェルスナビ」というロボットアドバイザーのサイトで1分診断するのがお勧めです。
ウェルスナビは手数料が高いのでお勧めしませんが、診断は非常に確度が高く
無料で登録しなくても1分でできますよ。
この画面の一番下に無料診断がついてます→ウェルスナビ
買付日はいつ?
毎月積立をすると買付日が選べます。
統計的に月末月初は高くなりやすいので月中がお勧めです。
99点投資の欠点は?
99点投資の欠点は「今のお金は増えない」「つまらない」です。
一度設定すれば後は淡々と積み立てるだけ。
今使えるお金は増えるどころか減ります。
なので途中で「高配当株式の方が魅力的だ」「仮想通貨の方が儲かりそう」と心が揺らぎます。(実体験)
気持ちもわかります。
そして実際、過去20年振り返ってみて資産を増やすことができたのは
「ここだ」という時に勝負したからです。
- 戦争や疫病が流行ると価値が上がる金に投資していた
- 実装が進んでいたイーサリアム(仮想通貨)に投資した
- 1$80円の時に米国株式を買い付けた
- まだ無名時代の不動産クラファンで利回りよく儲けた
お勧めは0円投資
世の中探せば新規口座登録だけ、資料請求だけで一万円近くもらえるキャンペーンが山ほどあります。
キャンペーンを利用してお金をゲット、それを利回りのいい投資に。
毎日のちょっとした贅沢に使えるお金が増えるよ。
- タダでもらったビットコインが15万円
- キャンペーンでもらったpaypayポイントを運用して約4万円
- 30万30日預けて約4,000円分の株貰った
- メルカリで不用品を売ったお金をクラファンに投資、11万円
元々なかったお金なので、万一損しても痛くもかゆくもないです。
今一番お得なのがmoomoo証券
新規口座開設と1万円以上の入金(30日放置)で最大10万円の株をもらえます。
moomoo証券より引用
moomoo証券てなに?
全世界株式インデックスよりSP500の方がいいのでは?
全世界株式は現状、ほぼアメリカの企業で構成されているのと
成長率はSP500の方がいいので
SP500の方がいいのではないかと言われることもあるのですが
理論上、もっとも投資効率がよくなるのは時価総額荷重にもとづいて保有することで
その母体となる「マーケット」は広ければ広いほど有利になると言われています。
なのでマーケットが広い「全世界」を取った方が理論上は有利です。
また、現在、世界第2位の経済大国中国に原則外国人が投資できません。
今後インドやインドネシアといった「投資可能な国」が世界的な経済大国になってきた場合、全世界株式≒SP500ではなくなってくると思います。
岡三証券HPより抜粋
よくある質問
Q:月2万円も投資に回せない
A:固定費を見直しはどうでしょう。スマホをお金貰って使う方法に変えたり、住宅ローンの金利交渉したり、無駄な保険やめたり、毎日スーパー、コンビニ行くのを辞めると月2万は浮かせられるよ。
Q:これからはインド株式だ
A:1つの国、1つの業界に投資するのは危険すぎます。
10年くらい前に「これからはロシアだ、資源もあるし、昔はアメリカと同レベルの科学国家だった」とロシアファンドが流行りましたが、突然戦争を始めて経済がガタガタです。
もっというと30年前は「これからは日本だ」と言われてましたが、何もないけど経済が停滞してます。
理由があってもなくても一つの国に投資しすぎることは避けた方が無難です。
もしやりたい場合はポイ活やメルカリで不用品を売るなど「なくなってもいいお金」を投資してください。
Q:老後は高配当株式に切り替えたら配当で生活できるのでは?
A:高配当株式は減配、無配があるのでやめた方がいいかも
Q:今は株高だから下がったらやる
A:いつが下がるかわからないし、暴落時は怖くて買えないです。(実体験)